ご縁をいただきました皆様、これまでの活動に対する
ご支援をありがとうございました!
現状、つなぐ光の全ての支援活動は終了いたしました。

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☆2011年03月18日、【滞在保養支援:第1次】開始。
☆2011年10月15日、【滞在保養支援:第1次】終了。

☆2011年11月01日、【滞在保養支援:第2次】開始。
☆2012年03月15日、【滞在保養支援:第2次】終了。

☆2012年02月04日、【移住支援】スタート。
☆2013年03月31日、【移住支援】終了。

☆2011年12月23日、新ブログに切り替え。過去ブログは →  こちら 

2012年03月16日

●恩納村が「ガレキ受入れ」を表明したことに関して!

●恩納村が「ガレキ受入れ」を表明したことに関して!

本日、沖縄県恩納村にて「ガレキ」を受け入れる決議案が可決されました。

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 ・きょう受け入れ決議 震災がれきで恩納村議会
 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-188721-storytopic-3.html
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本件について、つなぐ光に対し、先ほど「沖縄テレビ」さんが取材に来てくれました。

ニュースには少ししか映っていませんが、インタビューを受けて下記を発言しましたので、折角ですから、ブログにも掲載しておきます。


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★つなぐ光には1年で70家族210名の母子や妊婦が一時避難してきて、その後、多くの方が移住された。子供の10年後の健康を守る為に、勇気を出して震災離婚までして東北から沖縄に避難して来たのに、その健康不安材料のガレキが追いかけてきて、お母さんたちは苦悩している。

★観光立県の沖縄は、震災後にレジャー需要が伸びて、海外からのリゾートウェディングに至っては前年比25%も上昇した。されど、放射能に対する反応は海外の方が過敏であり、新たな風評被害で、沖縄の観光業に悪い影響が出るのではないか。(ひょっとするとかなり打撃!)

★国が制定している放射能基準値が、欧米に比較して甘いことが気になる。確かに「国家基準では安全」だとしても、沖縄の子供たちが、かつてのチェルノブイリの子供たちのような影響が出ないかどうかは、10年後になってみないと分からない。

★沖縄県民の質として、困っている人を助ける気持ちは十分に理解するが、この島の経済と引き換えにするには、ガレキ受入れというものは、重すぎやしないか。もっと慎重に検討しないと、折角、県民所得47位から一つあげて、46位になったのに、再び最下位に落ちる可能性がある。

★県行政として、国策での「痛み分散」に協力する意図は理解するし、それに同調する県民の想いも素晴らしい。しかし、沖縄が「できる支援」と「できない支援」を切り分けないと、自分たちの生活そのものを脅かしそうな危惧を感じる。

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一応、恩納村だけでなく、各市町村の担当者は、それぞれの信念に基づいて東北を支援しようと思っている筈なので、誰も悪くないと思っています。

あとは、例えば、徳島県の担当者さんのように、様々なデータを見極める眼力を期待します。

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 ・徳島県:ようこそ知事室へ
 http://www.pref.tokushima.jp/governor/opinion/form/652
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もし、今回どこかの市町村にガレキがきたとしても、まだまだ沖縄は、「日本の中で相対的に」、安全であると確信しています。

 ※可能なら、日本の中で、琉球列島を「安全地帯」としておいて欲しかった!

僕個人では、ガレキ受入れには反対だという考えをもっています。

ですが、個人個人で様々な考え方があるので、自分と違う考えの方を責める気持ちもありません。

また、僕は沖縄に住み続けることを決めていますが、自分の住んでいる恩納村にガレキが来るなら、その先、県内の別の場所に引っ越しせざるを得ないと感じております。

さ、前向きに動向をウォッチしておきましょう!

ありがとうございます。

文責:事務局 中川角司







Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 16:58│Comments(0)
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