ご支援をありがとうございました!
現状、つなぐ光の全ての支援活動は終了いたしました。
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☆2011年03月18日、【滞在保養支援:第1次】開始。
☆2011年10月15日、【滞在保養支援:第1次】終了。
☆2011年11月01日、【滞在保養支援:第2次】開始。
☆2012年03月15日、【滞在保養支援:第2次】終了。
☆2012年02月04日、【移住支援】スタート。
☆2013年03月31日、【移住支援】終了。
☆2011年12月23日、新ブログに切り替え。過去ブログは → こちら
2012年03月03日
●つなぐ光の活動スタンスについて
●つなぐ光の活動スタンスについて
さて、まるで昨日のような感覚ですが、「つなぐ光」は昨年の3月18日に立ち上げて、もうじき1年が経とうとしています。
大震災の時、僕自身は3月11日のニュースを見ていて、NHKが17時に「ヨウ素が検出されました」、19時に「セシウムが検出されました」と言っていた報道を聞いて、原発が壊れたと理解しました。
東京の機能が停止するだろうと思えて、3月12日の朝一で、貯金を全額引き下ろし、海外逃亡までを視野にいれていました。
東京が止まらなかったので、沖縄でできることをしようと提案されて、つなぐ光の事務局をやらせていただきました。
つまり、つなぐ光は、スタート時から、この震災において、東北からわざわざ沖縄まで避難するのは、放射能不安のお母さんしかいないと感じていました。
この1年間、我々は、沖縄に避難している方で、放射能不安以外で来ている家族と会ったことがありません。
地震被害や津波被害のみで沖縄まで避難してきた方に会ったことがありません。
そういった背景の出来事が起きた中で、つなぐ光のミッションは、「一人でも多くの妊婦さんと子供たちに沖縄まで避難してもらう」というものです。
それは、その赤ちゃんや子供たちが、未来の地球を担ってくれる宝物だと信じているからです。
我々の活動主旨は、最初から放射能レスキューだと明言しているように、現在何が起こっているかを把握して動いています。
今回の沖縄でのガレキ受入れ報道について、「つなぐ光はどういう反対運動をするのか?」、或いは、「なぜ反対運動をしないのか?」という論調の、様々なメールや電話をいただいております。
ひとつの見解として、我々はこれまでも何かについて反対運動をしたことはないし、今後も無いと言えます。
もう一度書きますと、我々のミッションは、「細いながらも、東北・関東と沖縄をつなぐパイプ役(トンネル)でありたい」ということです。
沖縄県内の不動産屋さんが、有り難くも、このような事を言ってくださります。
「放射能のこと、よくはわからないけど、
そういうので困っていて、沖縄に来たいって言うなら、
大家さんに家賃安くしてくれるか聞いてみようねー。
うちも仲介手数料半分でいいさー。」
背景は置いといて、「とにかく困っているなら出来ることで助けるよ!」というのが沖縄県民が共通して最初から持ってらっしゃる「ゆいまーる精神」なんです。
県内の不動産屋さんが支援してくださるのは、そのパイプ役が、信用できて(例えば法人格を持っていて)、ニュートラルな立ち位置で「滞在支援や移住支援に徹している」からこそだと強く感じています。
もしも、我々が、最初から、何かの反対運動を展開していたら、恐らく、多くの県民からご理解やご支援をいただくことは無かっただろうと思えております。
大震災は巨大な出来事ですので、それに対して沢山の見方や想いがあると思います。
何かの反対運動をされている方々のお気持ちも尊重しています。
つなぐ光の気持ちは、様々な状況を理解したうえで、ミッションを全うしたいと願っております。
我々の気持ちを表明することで、もしかして我々を非難する方がいても仕方ないと思いますが、問合せが増えておりますので、一旦、スタンスを明確にした方が良いと判断し、ブログとさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
さて、まるで昨日のような感覚ですが、「つなぐ光」は昨年の3月18日に立ち上げて、もうじき1年が経とうとしています。
大震災の時、僕自身は3月11日のニュースを見ていて、NHKが17時に「ヨウ素が検出されました」、19時に「セシウムが検出されました」と言っていた報道を聞いて、原発が壊れたと理解しました。
東京の機能が停止するだろうと思えて、3月12日の朝一で、貯金を全額引き下ろし、海外逃亡までを視野にいれていました。
東京が止まらなかったので、沖縄でできることをしようと提案されて、つなぐ光の事務局をやらせていただきました。
つまり、つなぐ光は、スタート時から、この震災において、東北からわざわざ沖縄まで避難するのは、放射能不安のお母さんしかいないと感じていました。
この1年間、我々は、沖縄に避難している方で、放射能不安以外で来ている家族と会ったことがありません。
地震被害や津波被害のみで沖縄まで避難してきた方に会ったことがありません。
そういった背景の出来事が起きた中で、つなぐ光のミッションは、「一人でも多くの妊婦さんと子供たちに沖縄まで避難してもらう」というものです。
それは、その赤ちゃんや子供たちが、未来の地球を担ってくれる宝物だと信じているからです。
我々の活動主旨は、最初から放射能レスキューだと明言しているように、現在何が起こっているかを把握して動いています。
今回の沖縄でのガレキ受入れ報道について、「つなぐ光はどういう反対運動をするのか?」、或いは、「なぜ反対運動をしないのか?」という論調の、様々なメールや電話をいただいております。
ひとつの見解として、我々はこれまでも何かについて反対運動をしたことはないし、今後も無いと言えます。
もう一度書きますと、我々のミッションは、「細いながらも、東北・関東と沖縄をつなぐパイプ役(トンネル)でありたい」ということです。
沖縄県内の不動産屋さんが、有り難くも、このような事を言ってくださります。
「放射能のこと、よくはわからないけど、
そういうので困っていて、沖縄に来たいって言うなら、
大家さんに家賃安くしてくれるか聞いてみようねー。
うちも仲介手数料半分でいいさー。」
背景は置いといて、「とにかく困っているなら出来ることで助けるよ!」というのが沖縄県民が共通して最初から持ってらっしゃる「ゆいまーる精神」なんです。
県内の不動産屋さんが支援してくださるのは、そのパイプ役が、信用できて(例えば法人格を持っていて)、ニュートラルな立ち位置で「滞在支援や移住支援に徹している」からこそだと強く感じています。
もしも、我々が、最初から、何かの反対運動を展開していたら、恐らく、多くの県民からご理解やご支援をいただくことは無かっただろうと思えております。
大震災は巨大な出来事ですので、それに対して沢山の見方や想いがあると思います。
何かの反対運動をされている方々のお気持ちも尊重しています。
つなぐ光の気持ちは、様々な状況を理解したうえで、ミッションを全うしたいと願っております。
我々の気持ちを表明することで、もしかして我々を非難する方がいても仕方ないと思いますが、問合せが増えておりますので、一旦、スタンスを明確にした方が良いと判断し、ブログとさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 13:20│Comments(2)
この記事へのコメント
こんばんは。
生まれ育ちも沖縄の那覇に住む、ボランティアさせていただいたものです。
同じ母として放射能や地震の不安から一時避難・移住を支援する気持ちはわかります。
避難してきたお母さん達と接する中で、何かの「反対運動」に参加するように依頼されたこともありました。そういった活動をすることを励ましたり、応援する言葉もかけてきました。活動をせずに子育てに専念したり、就職してきた人もいます。その人たちも応援します。
わたしの中では「賛成派」「反対派」といったように2極化した形は望みません。
個人的にいろんな人が快適に過ごせる場所づくりを夢見て、いま、動いていて、なにかの活動を積極的にやろうとは思いません。
賛否両論あると思いますが、私も中川さんの意見に同感します。
そのスタンスこそが「継続的」に支援をすることにもつながると思っています。
生まれ育ちも沖縄の那覇に住む、ボランティアさせていただいたものです。
同じ母として放射能や地震の不安から一時避難・移住を支援する気持ちはわかります。
避難してきたお母さん達と接する中で、何かの「反対運動」に参加するように依頼されたこともありました。そういった活動をすることを励ましたり、応援する言葉もかけてきました。活動をせずに子育てに専念したり、就職してきた人もいます。その人たちも応援します。
わたしの中では「賛成派」「反対派」といったように2極化した形は望みません。
個人的にいろんな人が快適に過ごせる場所づくりを夢見て、いま、動いていて、なにかの活動を積極的にやろうとは思いません。
賛否両論あると思いますが、私も中川さんの意見に同感します。
そのスタンスこそが「継続的」に支援をすることにもつながると思っています。
Posted by まりーん at 2012年03月03日 20:04
まりーん様、コメントありがとうございます。
まずは、これまでにまりーん様からいただきました多大なるサポートに、心から感謝しております。
そして、コメントいただきました内容、賛同いたしますし、本当に賛否両論あると思います。
この1年の中でも、数か月単位の世論の推移によって、つなぐ光の位置が相対的に変化したと感じています。
そのたびに、他の意見をお持ちの方からは、ブログで書けないような痛い経験もいただきました。
しかしながら、それさえも、我々が最初の動機からブレずに進めるかを試された場面であったと感じております。
ありがとうございます。
全てに感謝いたします。
まずは、これまでにまりーん様からいただきました多大なるサポートに、心から感謝しております。
そして、コメントいただきました内容、賛同いたしますし、本当に賛否両論あると思います。
この1年の中でも、数か月単位の世論の推移によって、つなぐ光の位置が相対的に変化したと感じています。
そのたびに、他の意見をお持ちの方からは、ブログで書けないような痛い経験もいただきました。
しかしながら、それさえも、我々が最初の動機からブレずに進めるかを試された場面であったと感じております。
ありがとうございます。
全てに感謝いたします。
Posted by つなぐ光、事務局 中川角司 at 2012年03月04日 09:59