ご縁をいただきました皆様、これまでの活動に対する
ご支援をありがとうございました!
現状、つなぐ光の全ての支援活動は終了いたしました。

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☆2011年03月18日、【滞在保養支援:第1次】開始。
☆2011年10月15日、【滞在保養支援:第1次】終了。

☆2011年11月01日、【滞在保養支援:第2次】開始。
☆2012年03月15日、【滞在保養支援:第2次】終了。

☆2012年02月04日、【移住支援】スタート。
☆2013年03月31日、【移住支援】終了。

☆2011年12月23日、新ブログに切り替え。過去ブログは →  こちら 

2012年02月04日

★奇跡が起きました。500万円のご寄付。移住支援を行います!

★奇跡が起きました。500万円のご寄付。移住支援を行います!



★奇跡が起きました。500万円のご寄付。移住支援を行います!

奇跡が起きました!

見ず知らずの方から、なんと「500万円」ものご寄付をいただきました。

たった一人の個人様から、とてつもなく大きな金額を振り込んでいただきましたので、銀行で記帳させていただく際、ATMの前で卒倒しそうになりました。

この事を、つなぐ光のスタッフさん全員でシェアしますと、みんなが涙してくださりました。

500万円をお振り込みくださった方は、メールでも連絡をくださり、「名前の記載は不要(匿名)」と書かれておりました。

恐らく、この方は、僕らの呼び掛けにこたえて下さり、活動資金として送金してくださったのだと思います。

しかし、この方のメールには、「私の本当の願いは沢山の子供とその親御さんが移住することです」、「現状、少しでも多くの子供達が安心できる沖縄へ来られる事を祈ってます」というお気持ちが少し書いてありました。

実は、これは、つなぐ光でも感じていたことでした。

我々は当初から「滞在支援」という枠組みではありましたが、その中でも移住されるご家族に対しては、何とかスムーズな移住ができるように願い、「嬉しく」支援をさせていただきました。

或いは、家庭のご事情から「滞在(保養)」だけのご家族もおり、もちろん、出来る限りのご支援をさせていただきましたが、やはり、現地に帰ることは、とても「やるせない」気持ちがありました。

また、もう一つの支援である、「サマーキャンプ」も福島に戻ることが前提のプログラムでしたので、折角の元気いっぱいの子供たちが帰ってしまうことに、どこか「やるせない」気持ちを持っておりました。

なお、つなぐ光が使わせていただいている滞在施設(ゆいまーるの杜)は、貸してくださっている団体様が、4月以降は別の(本来の)目的で施設を使いますので、3月末で完全退去の約束となっています。

よって、我々は、もう滞在支援はできなくなります。

しかし、その先のステップとして、この500万円ものご寄付をいただいたようにも感じております。

これまで年末から70万円ほどいただきましたご寄付は従来の活動資金に使わせていただきます。

そして、この500万円は、ご寄付をくださったこの方のご厚意に応えたいために、1円も他の用途に使うことなく、新しいプロジェクトとして活用させていただくことにいたしました。

その新しいプロジェクトは、一人でも多くの「未来の地球の宝」が安心・安全な沖縄に移住する為の資金を提供させていただくという支援です。

対象は、福島原発200キロ圏にお住まいで、現状が不安で、もっと遠くに引っ越しを考えてらっしゃる「母子家庭」です。

その引っ越し先として、沖縄に移住されるというなら、我々は、飛行機代や、引っ越し代の補助をサポートすることができます。

また、できるならば、「従来の経済活動を沖縄でもう一度やろう!」とするのではなく、大震災を大きなキッカケとして、リセットして新たな価値観で進もうとされる方を支援したいと思っています。

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       ★ 未来の地球の宝を守りたい ★
       == 移住支援プロジェクト ==

     ・原発の廃炉に40年ほどかかる試算。
     ・地震の確率が高まっている学術的予測。

     もはや「保養」ではなく、「移住」に向かうとき!

   子供を守る為に、そう感じているお母さんをサポートしたい!

             ↓ ↓ ↓ ↓

         【未来地球こども基金】

 ◇基金から144,000円を提供!(500万円で34家族の支援)

   ・飛行機代   100,000円
   ・引越し代補助  44,000円

 ◇対象は、福島原発200キロ圏内の、母子家庭!
  (申し訳ありませんが、旦那様のいらっしゃるご家庭は対象外となります)
  (原発からの距離は、http://haruto.s334.xrea.com/ で確認ができます)

 ◇提供条件は、大震災をひとつの大きなキッカケとして、生き方そのものを
  新しく模索をはじめて、リセットして未来の地球に向かいたいと思う方!

 ◇支援がきまった家の子供に「地球の絵」を描いてもらい、HPに掲載!

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私たち日本人の祖先は、「和をもって尊しとなす」という農耕民族であり、競争することや優劣をつけることに、本来は無理のある民族でした。

それでも「敗戦」を大きなキッカケとして、みんなが一つになって他国と競争する目標を持って進んでいた昭和という素晴らしい時代もありました。

昭和が終わり、みんなが一つになっていたのに、今度は日本という同じ民族の中で、企業間で競争をはじめ、さらに企業内では個人の優劣をつけはじめました。

質の違いを和の中に納めることのできるDNAを持つ私たちは、狩猟民族が持ってきた競争文化や優劣文化に、どこか違和感や、少しづつ虚無感を覚えていました。

そして、大震災を経て、今、日本は再生に向かおうとしています。

さて、あなたは、どんな再生を願うでしょうか?

311前と同じように、「競争や優劣」などがキーワードの社会を願うでしょうか?

それとも、「協調や個性」などがキーワードの社会を願うでしょうか?

願わくば、我々は、この大震災をひとつのキッカケとして、リセットして、未来にむけて、地球を再生していく活動をコミットした方と一緒に余生を使ってゆきたいと思っています。

少し突飛な話をしますと、日本国として1000兆円の借金は、どうやって返すのでしょうか?

自営業や会社の経営者の方は、その疑問に気付いている筈です。

ギリシャが「40兆円の借金をデフォルトしてよ!(債務不履行)」というのと、日本が言うのとでは、全世界レベルの衝撃度が違いすぎます。

国を支える国民の義務として、国の借金を返す為に、やがては私たち日本国民全員の貯金の合計額1400兆円が、どうやって使われていくのかの議論が進むでしょう。

今の時点から、自分のことは自分で守ってゆく意識が必要かも知れません。

さらにもう少し突飛な話をしますと、地球が誕生して約45億年。

その悠久の歳月を1日(24時間)に換算するなら、人類が誕生したのは、地球誕生から23時間57分が経過した頃です。

最後の3分間だけで、人類は、地球の資源を「ガツガツ食いつくして」、地球の環境バランスを壊してしまいました。

地球を大切な心臓だとするなら、人類は心臓に巣くっているガン細胞だと言われても仕方がありません。

しかし、ガン細胞とて、意識を持っている生命体です。

そろそろ、巣である星が滅びたら、自分たちも絶滅することを全体で悟る時期でしょう。

先進的な方々は、大震災の前からも、例えば、コミュニティや自給自足という方向に向かっていました。

産業発展はもういいから、その土地でみんなで仲良く野菜を作って暮らせるようなことが、古いようでどこか新しい生き方の要素であるように感じています。

あるいは、地球を壊さないで同居させてもらえる生き方の要素と言えるかも知れません。

先進的な方々がとってきた行動が、意識的にでも、無意識的にでも、みんな「地球を壊さないで、且つ、自分のことは自分で何とかする」という同じ方向に向かっていたのは、この星で生きてゆく必然だったのではないでしょうか。

そして、つなぐ光を1年近く運営してきて思えるのは、滞在者のお母さんには、偶然にも、そのような価値観の方が多くいたということです。

また、そんなお母さんたちが「ゆいまーるの杜」でほっとする安堵の瞬間には、一人ひとりの心の中に「協調する優しさや思い合う愛情」が湧き出ているようにも感じていました。

時間・空間を共有させていただき、一緒に居るだけで、こちらも、涙が出てしまうような瞬間が何度もありました。

そして、「ゆいまーるの杜」は、子供の未来を守るお母さんさんたちの集団生活の場所でしたが、この距離感でも窮屈に感じて、昼間から散歩と称して一人の時間をとる方も何人もいました。

つまり、スタイルとしてコミュニティ(集団)を目指すか個人(単独)で生きるかは好みであり、大切なのは、一人ひとりの心の中に「協調する優しさや思い合う愛情」があればこそ、未来に希望があるのだと理解できました。

漠然と書いてしまいましたが、そんな方向で【未来地球こども基金】を使わせていただく移住支援について、早速、不思議なご縁がありました。

一昨日、突然、沖縄県北部の小学校の校長先生から、「小学生がいるご家族を2家族、小学校卒業まで、住宅を無料で提供しますので、2月8日までに見つけてくれませんか?」というお話をいただきました。

この校長先生とは会ったこともなく、県の受入れチームの紹介で電話で連絡をしました。

過疎の小学校で全校生徒は9人しかおらず、転入の希望は、2012年4月の時点で、4年生一人と5年生一人だそうです。

つなぐ光としては、母子家庭を対象に移住支援を考えているといいましたら、仕事についても、少しお考えがあるそうです。

なお、この小学校は、とても田舎ですので、表現としては、山村留学という解釈がいいと思います。

通常の山村留学は子供のみの受入れですが、今回は家族での受入れとなるそうです。

小学4年か5年のお子様がいれば、上でも下でも、ご兄弟がいても良いそうです。

その小学4年か5年のお子様が卒業するまで住宅が無料になるので、田舎暮らしが好きなご家庭にとっては、好条件の話だと思います。

飛行機代と引っ越し補助金として、つなぐ光で14万4千円をご提供いたしますので、ライフスタイルをリセットするような価値観のお母さんは、具体的な話として、ご検討くださればと思います。(2月8日応募締め切りで、3月中旬から住めます)

なお、沖縄に移住することについて、沖縄には仕事が少ないとか、本土とは文化が違うとか、様々な新しい体験やハードルがあるかも知れませんので、少し勇気を使う必要があるとおもます。

これまでに移住をされる方々を見てきて思うのは、少なくとも、何か起こった時に、「自分一人でも何とかしようとする」メンタリティは、最低限必要だと思います。

恐らく依存傾向の方は、ハッキリ申し上げて移住は厳しいと思いますし、やはり、シンがしっかりしている方しか、自立していくのは難しいという感覚があります。

例えば、現状について、「自分が先に沖縄にきて仲間を呼ぶんだ!」ぐらいの価値観があれば問題なく全て整いますし、むしろ、本当に新しい風土のリーダーになられてゆくでしょう。

少し厳しい書き方をしましたのは、中途半端な状態で来てしまって、苦しい結果になられても申し訳ないからです。

さて、そんな【未来地球こども基金】は、すでに二人のお母さんにご提供することができました。

それは、本当にタイミングよく「ゆいまーるの杜」に滞在されている二人のお母さんでした。

このお二人は、まさに、何がなくとも「子供の命を守る」という想いで全てを捨てて沖縄でリスタートされる勇気を使ってくださったお母さんでした。

一昨日の夜、基金の提供についてご説明させていただきました。

お二人とも、泣いてました。

そして、【本当に困っている方々】が異口同音に発せられる言葉を、この夜もうかがいました。

  「ありがとうございます。
   ですが、このお金は、私たちよりも、もっと困っているご家庭に渡してください。」

予想はしていましたが、見事に断られました。

そして、僕はこう言いました。

  「これはお二人にご縁があって巡ってきたものです。
   ですから、どうか、まず、あなたが、ここからリセットして動けるようになってください。
   そして、次はあなたが、あなたにご縁のある方を支援してください。
   今、一見、支援する側とされる側の構図に見えるかも知れませんが、それはウソです。
   私たちは、ずっと、ご縁のレールの中で、ただ支え合ってきただけです。」

受け取っていただけました。

ひと安心です。

さーて、面白い地球にしてゆきましょう!

この匿名の方から頂戴した愛のこもったお金が、今、本当に必要としているお母さんに繋がりますように!

ひょっとしたら、34家族への支援は、あっと言う間に終わってしまうかも知れません。

今急がれていると思いますので、それでいいと思います。

この基金をお使いくださる方は、従来のレスキュー要請から送信してください。

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 ◇レスキュー申込
  http://tsunaguhikari.jp/miraikodomo.html
  の「未来地球こども基金の申し込みはこちらからどうぞ」から申込みができます。

  (1)メッセージに「未来地球こども基金希望」とお書きください
  (2)どんな未来の地球にしてゆきたいかの夢を教えて下さい
 -------------------------

そして、ご賛同くださります方は、この情報の拡散にご協力ください。

よろしくお願いいたします。

ご縁をありがとうございます。

全てに感謝いたします。




Posted by 一般社団法人「つなぐ光」 at 00:57│Comments(11)
この記事へのコメント
◇基金から144,000円を提供!(500万円で34家族の支援)

   ・飛行機代   100,000万円
   ・引越し代補助  44,000万円

単位が間違っていると思うのですが、ご確認ください。
Posted by なかむら at 2012年02月04日 19:24
なかむら様、コメントありがとうございます。

はい、単位が間違っておりました。すみませんでした。

即座に訂正いたします。

ご指摘をいただけましたこと、心から感謝いたします。

ありがとうございます。
Posted by つなぐ光、事務局 中川角司 at 2012年02月05日 00:46
こんにちは。twitterで情報見てこちらに来ました。

匿名で大金を寄付して下さった方、
他の使途に1円も使わないと明言された貴会、
涙が出てきます。

放射能地獄にたらされた一本の蜘蛛の糸のように思えました。
これで救われる母子さんたちの気持ちを考えると嬉しく思います。
御活動大変なここと思いますが、多くの母子さんのお力になって
下さって有難うございます。
Posted by 西へ移住ママ at 2012年02月07日 07:53
西へ移住ママ様、コメントありがとうございます。

未来地球こども基金での移住支援は、すでに4名のお母さんにお渡しができました。

すぐに終わってしまう予感ですが、今今においてお役に立つなら幸いです。

そして、そのお母さんの子供たちが描いてくれた「地球の絵」を、皆様とシェアさせていただくことを楽しみにしております。

ありがとうございます。
Posted by つなぐ光、事務局 中川角司 at 2012年02月07日 15:58
すばらしい活動ありがとうございます。しかしながら、200㌔で区切ってしまわれるのはやや残念です。東京多摩~青梅、神奈川エリアでも高線量のところが増えています。お子さんの体調なども、動機に含めて、支援範囲を拡大できないでしょうか?
Posted by やんぴょんママ at 2012年02月09日 00:15
感銘を受けました。

私は 福島県郡山市在住の者です。

皆さんのご努力で 一人でも新天地での 心豊かな生活が実現出来る事を
心より祈っております。

福島での拡散をお約束いたします。

ありがとうございます。
Posted by ムトウ at 2012年02月09日 01:36
やんぴょんママ様、コメントありがとうございます。
従来のレスキュー支援でも表だっては書けませんが、状況をかんがみております。
ご事情ありましたら、どうぞメールかお電話で連絡をいただけましたらと願います。
tsunaguhikari@gmail.com
098-966-1103
お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
Posted by つなぐ光、事務局 中川角司 at 2012年02月09日 22:55
ムトウさま、コメントありがとうございます。
本来は、移住家屋までもご提供できればと思いますが、そこまでの力がありません。移住の決意をされる方で、物件は何とか自力で確保していただける方とご縁があればと願います。
よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
Posted by つなぐ光、事務局 中川角司 at 2012年02月09日 23:00
ムトウさま、書き忘れたことがあります。

沖縄県行政の支援プログラムとして、「福島県からの避難者さんのみ」は、まだ受入れを継続しています。

福島県から沖縄への移住を決めている方であれば、「飛行機代と最大2年間の家賃がほぼ無料」になります。

我々に問合せいただく福島の方でも、まだご存じでない方がおられます。

行政支援の方が手厚いですから、よろしければ、併せて拡散いただけますとよろしいかと思います。

 ★沖縄県被災者受入相談窓口:(3つの携帯電話)
  090-3790-0137
  090-3790-1713
  090-3794-0530

よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。
Posted by つなぐ光、事務局 中川角司 at 2012年02月10日 16:16
初めまして
私は埼玉の春日部に住む子供2人の主婦です。
もう少しでで離婚する予定です。
ホットスポットのすぐそばに住んでいます。
実際近くの公園や学校などからも今も多くの数値が
出ています。
200キロ圏内と書いてありますが春日部だと200キロくらいだと思います。
右も左もわからずにいます。
子供の学校のこととか
自分の仕事のことや
また移住にあたり分からないとこばかりなので
色々とお力添えになっていただけたら本当に
うれしいです。
Posted by 佐藤和子 at 2012年08月25日 15:51
佐藤和子さま

はい、了解いたしました。

下記のページをお読みくださり、一番下のリンクからご連絡ください。

http://tsunaguhikari.jp/miraikodomo.html

ご連絡お待ちしております。

よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

つなぐ光、事務局 中川
Posted by つなぐ光 at 2012年08月31日 10:34
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